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  • 執筆者の写真mujigae

ぬか漬けはじめました


あけましておめでとうございます!

CORi productsは世間よりもちょっと遅めの仕事始めを迎えました。

お正月飾り|CORi products

年末はあまりの多忙さに全然更新できず、気づいたら大晦日・・・。

ありがたいことに、基本的にあんまり暇で暇で仕方ない! ということは少ないのですが、毎日の食事をしっかりゆっくりとれるほど、時間が無いのが正直なところです。

すると、栄養も偏る。食事をしても満足感がない。外食すれば費用がかさむ。というダメダメな食事習慣になってしまうのです。

大好きな竹翁さんおお蕎麦| CORi products

鎌倉はおいしいお店が多いんですが、やっぱり高いのが難点。しかも、私の家では最寄りのご飯屋さんまで10分〜15分くらいはかかるので、ご飯を食べて返ってくると1時間半くらいはかかってしまいます。ビジネス街の食堂ではないので、パッと食べて帰るという具合にはならないのです。

小さいお店が多いので、席が埋まっていれば必ずそこでご飯にありつけるかもわかりません。何件か回ってみた結果満席で、結局コンビニのおにぎりかな・・・と、ジャンクな食事になることも多々あります。ちなみに、コンビニも1キロ離れた場所にあるので、手近とは言えないんですよね〜。

  1. 色んな野菜、食物を一度の食事で摂りたい

  2. 調理は長くても30分以内

  3. サラダ以外のメニューで構成したい

  4. ごった煮は結局食べきれないので作らない

  5. 食品添加物を使用しない

ひとまず5つの理想をリストにあげて、1〜5を満たす献立を考えたいといろいろ悩みました。サラダはたくさんの生野菜をたくさん食べられるんですが、新鮮さが必要なので買い物にこまめに行かなきゃいけません。ドレッシングも必要になるし、寒い冬にサラダ食べる気になれないので、サラダ以外で献立を考えたいと思いました。

そこで、まず参考にしたのが鎌倉の「デリ」のメニューです。

美味!|CORi products

鎌倉は鎌倉野菜を使ったお料理を出すお店がたくさんあります。しかも、保存料とか使わない健康メニューのお店も多い。私が参考にしたお店は以下の通りです。

他にもありそうなので開拓していきたいと思っていますが、メニューのバリエーションに個性があって、健康にも気をつかっている感じが気に入っている3店舗です。しかも、コスパは悪くないと思う。とても良心的です。

magaliさんのある日のプレート​ ​ |CORi products

意外性のある食材・味付けの組み合わせ、マリネ液に入れるハーブやスパイスなども参考になりますし、magaliさんなどは、ワンプレートに盛り付けるバランス感覚も勉強になります。

いいなと思えるお店の傾向や、私の育ってきた環境を鑑みるに、「私はこんな食事を求めているのだな」ということがわかってきました。それが、

  • とにかく1度にたくさんの品数を食べたい

  • 栄養バランスに気を使いたい

ということです。

とにかくバランス良く食べたい。たくさんの食品を口にしたい。それだけが食に求める幸せ!

私はお仕事で、村山彩さんにインタビューをしたことがあります。村山彩さんは「おいしくてカンタン! バランス良く食べられる! 豆皿しあわせレシピ」の著者。いっぱいちょこちょこ食べることでバランスよく食べられるというメソッドを開発した人物です。

私はこちらの書籍とインタビューの中で「バランス良く」の基本を教わりました。ついでに、中野ジェームズ修一さんの栄養バランスの考え方なども参考に、普段の食事の過不足を見直したのです。洗い出してみるとこんな感じです。

<摂り過ぎなもの>

  • 全体の食事量

<不足しやすいもの>

  • きのこ類

  • 海藻類

豆皿で毎回の食卓を構成すると「食べ過ぎを防げる」というのが村山さんのメソッドの利点なのですが、私の場合、全体的にたくさん食べてしまうので、「ちょこちょこ」とした盛り付けはぜひ参考にしたいと思いました。

あとは、不足しがちなきのこ類と海藻類を補完すれば、ある程度バランスは整うな〜っと推測。海藻は乾燥わかめや海苔で補足できるので、問題はきのこ類だと思いました。

きのこは好きなんですけど、新鮮なきのこを毎食で食べるのは私にとっては習慣づいていませんでした。煮物やスープ、炒め物などと多角的に使える食材だからこそ、「スープにしようかな、炒め物かな…」と、迷う原因になってうまく使いこなせてなかったんですね。

そこで、きのこ料理を2種類、習慣的に作ることにしました。

ひとつはピクルス、もうひとつはキッシュオムレツです。

こうすると、どちらも作り置きに向いているので、毎回の食事で必ずきのこを食べることができます。

ピクルス液は、鎌倉在住の佐藤裕加さんが「うまみのくにから」で紹介していた「自家製和風ピクルス」のレシピに沿って作ります。お砂糖を使わないので、とってもヘルシー。そして美味しくきのこのピクルスが作れます。

キッシュについてはmagaliさんでよく食べるのですが、パイ生地を使うと手間なので、家でも作りやすいキッシュオムレツをチョイス。余った野菜なども使えるのでおすすめです。私は米粉やよつ葉乳業のチーズなどを使って作っています。

正直、ピクルスとキッシュ、そしてご飯とスープがあれば、立派なご飯になります。

ただ、私の求める「とにかく1度にたくさんの品数を食べたい」という欲望はこれではとどまらず・・・。加熱したおかずが中心なのもあり、生の野菜を使った料理も常に口にしたいなと思ったのです。

でも、前述の通り、私は家でサラダを食べるのが好きじゃない。うーんと考えた結果、「ぬか漬けだ!」と、思いつきました。

|ここから、ぬか漬けの話

「やっと、タイトルに触れるの?」

そう思ったあなた。すみません。そうです、今からぬか漬けの話になります。笑

ぬか漬けって、すごく健康そうですよね。でも、塩分も気になるし、カビたりして管理が大変だって言うし・・・と、よく調べずに手を出していなかったんです。

長く家を空けることもあるし、自分には無理かなと。実際、ぬか漬けってどんな味なのかよくわかってないところもあって、「すごく臭いよ」という人もいたので、「続かないだろう」と、思っていました。

でも、ぬか漬けは調理時間が少なくて済むこと。端野菜を使っていくつもの野菜をちょこちょこ食べられるのがいいなということで一念発起。ぬか床作りを始めることにしました。

ぬか漬けを始めるにあたり詳しく調べてみると、いろんなデメリットと思っていた点も解消することができました。

  • 冷蔵や冷凍をすることで長期間のお休みが可能になるということ

  • カリウムが多く、塩分は体外へ排出できるということ

ぬか漬けは野菜の栄養価も高めてくれて、植物乳酸菌も豊富。これぞ、理想だと思いました。

ぬか漬けを始めよう!と決心したあと、すぐに野田琺瑯の「ぬか漬け美人」を購入しました。これなら冷蔵庫にも入るので安心です。正直、大きなぬか床作っても一人では食べきれませんしね・・・。

ぬか床の作り方は私が大好きなレシピサイト「白ごはん.com」のやり方を参考にしています。糠や足し糠はもちろん無農薬のものを選択。お塩もちょっと高めのものを使って、摂取する塩分の質にもこだわっています。安い材料を選んだとしても、その差は1ヶ月に1,000円もないので、安心を優先に考えました。

ぬか漬けについて、これまで本当に眼中になかった私。糠に色んな食材を混ぜるとか、ぬか床が完成するまでにも数週間かかるとか、びっくりすることばかりでした。

私のぬか漬けは、昆布、干ししいたけ、鰹節、煮干し、切り干し大根、山椒などが入ってますが、それもぬか漬けを始めるまでまったく知らず。始めてぬか漬け作った人、どういう感覚で投入したんだろう・・・。

数週間捨て漬けという行程を繰り返しまして、私好みの酸味のある乙なぬか床ができました。味の変化がとても楽しいです。口さみしい時にお茶請けとして、刻んで食べたりもしていて、来客時のおつまみにも一役買ってます。

これまでに漬け込んだ食材は、

  • きゅうり

  • にんじん

  • かぶ

  • 大根

  • ビタミン大根

  • ラディッシュ

  • 芽キャベツ

  • パプリカ

  • ゆで卵

  • 山芋

などなど。

基本的に葉の状態がよければ、かぶの葉っぱなども一緒に漬けてしまいます。噂によるとこんにゃくのぬか漬けも美味しいらしいのでやってみたいところです。

ぬか漬けたち|CORi products

こちらは、金時人参、色とりどりのかぶと大根、エリンギ。エリンギ、本当に美味しい。

さて、12月から始めたぬか漬け生活。お陰で食卓が色とりどりになりました。

私は豆皿をあまり持ってないので、大きなお皿を買ってちょこちょこと盛っています。いつか、村山さんのメソッド通りにおしゃれに豆皿生活をしてみたい・・・。

毎回おかずが5〜6品ありますが、ちょこちょこしか食べないので食べ過ぎはしません。この食生活を始めてからと言うもの、やはり身体の調子がいいです。自然と痩せた気もします。

がん予防のためにも乳酸菌はとてもいいそうなので、ぜひ、今後とも生涯に渡って、ぬか漬けを続けていきたいです。実家の家族にも食べさせたい!

ちなみに、本日の食事は、

  • 玉ねぎとくるみのピクルス

  • きのこのピクルス

  • 納豆

  • アジの煮つけ

  • はぶか牛肉店の焼き豚(2枚)

  • ぬか漬け(大根、ラディッシュ、パプリカ)

  • お粥

  • 卵とワカメのスープ

でした。

ちょっと朝が遅かったので、気持ちたくさんのご飯になっちゃいましたが・・・。前日からの残り物もあって、朝ごはんの準備は10分足らず。大満足でした。

ぬか漬けとピクルスの保存食があるだけで、本当に毎回の食事が楽に準備できます。やはり、昔からの知恵ってすごいですね。

たまに作り置きがなくなることもあるのですが、ぬか漬け、納豆、スープにご飯があれば、それだけでも立派な食卓に。スクランブルエッグでも作れば上出来でしょう。

以下は年末、冷蔵庫を空にするために作った朝ごはんです。ちなみに、年末年始は5日間冷蔵庫でぬか床を放置しました。まったくダメにはなってなかったので、「これは続けられるぞ」と、実感しています。

年末の残り物で|CORi products

今が人生で一番、充実した自炊生活をしているなと実感しています。皆さんもちょこっと食生活の仕組みを見直してみてはいかがでしょうか。私にとっては、ぬか漬けは大きな転機となりました。

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