mujigae
ルッキズムによらないダイエット
わたしはこれまで、ダイエット食品などを宣伝広告する媒体をたくさん手掛けてきました。
多くはコンプレックスを煽り、痩せることで幸せを掴むといった筋書きのものでしたが、誰かにショックを与えて勾配意欲を掻き立てることは私の望むマーケティングではありません。
違和感を感じていこう、私は煽るダイエット食品の広告などはお断りするようになりました。
私自身ダイエットをすることもありますし、サイズダウンすればいいなと思うことはあります。

でも、同時に、それは自分にとって必要なことか。
自分が自分のために求めていることか。
社会の目を一切気にしてはいないかと確認することにもしています。
実は最近もダイエットを始めたばかりですが、それは、私は私の健康のために、快適な健康状態で過ごすためにダイエットすることを決めました。
もちろんサイズダウンしたいとも思っていますが、「こういう服が似合うようになりたいな」とか「こういうスタイリングを楽しみたいな」とか、自分の理想を大切にダイエットをすることに決めました。
美白が絶対的に語られたり、ウエストにくびれがあることを魅力としたりするのは、ルッキズムを助長します。
美しさは人間の絶対条件ではありません。
自分の体をどうこうするのだから、ダイエットの目的は自分のためだけである方が健全だと思います。